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仕|事|場|訪|問
ライブラリー・ビジネスで、絶えず新しい感覚に富んだ作品をリリースし続ける、北海道の「アート・パラディム」を訪れ、感性集団らしいクリエイティブワークを取材した。
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明るい日射しが燦々と差し込むスタジオ。モノトーンで統一されたインテリアは、スタジオとしての機能をさりげなく強調している。アロマが漂い、ゆったりとしたBGMがスタジオを包み込み、シャッター音さえ癒しに感じてくる。この空間から、フリー素材の次の時代のスタンダードとも言うべきが続々と発信されているのだ。 「僕たちには30数年のコマーシャル・フォト・スタジオの実積があります。この経験の中では、じつにさまざまなクリエーターの方々と一緒に広告制作の仕事に携わってきました。それだけに、アイディアを具体化していくプロセスでの大変さや苦しさは、同じスタッフとして共有してきました。じつは、このクリエイティブ作業に付きものの産みの苦しみ=表現の素材探しを少しでも軽減したいと考え、ライブラリー事業をはじめたのです」と、木村忠夫代表は語る。 最初の頃は、風景的なもの、モデルのポーズ集的なカットのものが多かったそうだが、当時からこだわって制作を続けていたものがある。それが、ハンドメイド感覚にあふれる「クラフトシリーズ」なのである。 |
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| アトリエに陽が差し込み作業も順調に |
「がんも」も私達の作業を見守っています |
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| 10年程前から作り続けているクラフト作品が、ズラリと棚いっぱいにディスプレイされています |
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「このクラフトシリーズは一種の立体イラストの世界。平面のイラスト以上に訴求力があります。でも、あまり作り込んだ世界を再現すると、キャラクター性が前面に出過ぎるのか、リアクションは今ひとつ。個性的でありながら、個性を声高に主張しない、そんな存在感のキャラクターづくりって、結構大変なんです。」 こう語るのは、木村代表の右腕的存在のアーティスト・石森勢津子さんだ。じつは、石森さん、カウンセラー・セラピストとしても資格を持ち、活動している。クレイ(粘土)モデルの作品を多数拝見したが、素材の持つ優しさに加えて、なるほど、ふんわりと自然に人の心を癒すような和み感覚に満ちている。 続いて紹介されたのは、スタジオの片隅でスケッチを描いていたアシスタントの中島まさよさん。彼女の場合、手先の器用さをフルに発揮して、フェルト素材を用いて、石森さんのパートナーとしてファンタジックでカラフルな小物世界をシリーズで再現。「石森さんからラフスケッチが上がりますが、私なりにイメージをまとめるためにこうしてスケッチを描くことが多いんです。いざ制作に熱が入って、時間が経つのも忘れてしまい、夜中になっていることもしばしば」と笑う。 同社のライブラリー造形作品には、クレイ素材とフェルト素材によるものがあるが、第三の素材は、いわゆるペーパークラフト。紙素材は柔らかさゆえ、ディティールの構成力も求められる。 「とくに、今回の『ビジュアル・サプリ』では、ペーパークラフトの『ハッピーワールド』シリーズも主力作品です。本来、シアワセは観念的なもの。それを具体的な形で視覚に置き換えるのは難しいコンセプト。だから、カタチはできるだけポップなものにして、シアワセカラー的な色目にこだわりました」と、石森さんと中島さんは、制作の弁を声をそろえて語る。 |
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毎日スタジオで夜遅くまでの作業となりますが、スタッフの意気込みが伝わります。 |
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『好きだからこそ、頑張れる!』神経を張りつめたクラフト作り。でも、ついつい時間が経つのを忘れてしまう程、楽しんで作っています。 |
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広告制作に携わる全てのクリエーターのためのお役立ちグッズとして企画されたアート・パラディム社の『ビジュアル・サプリ』には、かわいらしいユニークなキャラクターが登場する。『ぺんぎんファミリー・シリーズ』である。 作者はアシスタントの中島まさよさん。写真を見ても分かるように、愛らしいヌーボーとした表情に加えて、本物にはないスマートな体型がオシャレな要素を演出している。 しかも、『ぺんぎんファミリー』は四人(匹?羽?)家族なため、様々なバリエーションにも富んでいる。なんでも、キャラクターの造形にあたっては、様々な本を見てスケッチを重ね、研究したそうだ。
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私が好きなものを作って、皆さんに使ってもらえることが、一番のシアワセ。自分に妥協しない作品をこれからもドンドン作ります。 |
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アート・パラディム社のバックグラウンドは北海道。北海道と言えば、雄大なスケールの大自然と爽やかな空気が定番。「僕のところのスタッフは、みんな地元を愛しています。そして、この環境でする仕事が好きなのです。だから、少々のことではめげないし、どんな課題に対しても決して気後れすることがない。」と、木村代表は微笑みながら語った。インタビュー後、石森さんが「おおらかさとおおまかさが同居している不思議な私達のこだわりが、超高画質のDVDに詰まっています」と、教えてくれた。
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STAFF 製|作|ス|タ|ッ|フ |
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代 表 木村忠夫
ライフワークはチベット。約30年前より撮り続け「センバラ伝説」も刊行。アメリカ、ヨーロッパでも好評でした。 |
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アーティスト 石森勢津子
クラフト作品を自身で作り、撮影もこなす、マルチなアーティスト。そうして作られた作品は、様々なCMなどで使用されています。 |
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フォトグラファー Chiezo
ここ数年は「和」の魅力にハマリ、女性ならではの柔らかな独自の世界を開拓中。アロマに包まれながらスローライフ。 |
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コーディネーター 中島 まさよ
アシスタントとしても超過密スケジュールをこなしていますが、自分の世界もしっかりと構築中。これからに◎。 |
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プロデューサー 高橋巧寛
Footage…今までに無かったスチールとグラフィックと動画の融合。ビジネスショーでは多くの方々から評価を頂きました。 |
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映像作家 川村健
おおらかな性格がスタッフをなごませ、映像にかける熱意にはスタッフ一同脱帽です。2005年に更なる飛躍を。 |
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